Buell X1 アイソレーター交換
 
 以前ハンドル交換を頼まれた事のある Hさんから X1のアイソレーター交換を頼まれました。
 後ろの右側アイソレーターは、ずれてしまっています。

 Buellはエンジンにスイングアームマウントブロックがボルトで剛結されていて、そこにスイングアームが付いています。
 そしてエンジンとフレームの間にアイソレーターというラバーマウントを付ける事によって硬質な振動を鼓動に変換しています。ハーレーのダイナシリーズもラバーマウントです。

 画像はフロントとリヤ用の新旧アイソレーターを並べてみました。 右側が新しい物です。 ココで、ちょっと??なのがフロント用。最近またチューブフレーム用という部品セットが出る様になったのですが、なぜかセットの中のセンターボルトが細い! ちょっと気持ち悪いです。
 一時はXB用のボルト無し部品しか出ない時があったので、それと比べれば有り難いんですが、、、、勿論今回はフロントも交換しました。

 
 リヤのアイソレーターを外した部分と外した物です。アイソレーターはクタクタになっています。
 当店のお客さんの中でもBuellってそんな面倒なバイクなの?と言われますが、車は全てラバーマウントですし、Z系でもZ1000J/Rなどはラバーマウントで2万キロも走っていればラバーはクタクタです(笑)どの車両もマウントラバーを換えればシャキッ!とするので、交換した事が無い車両は一考の価値有りです。

 コレが交換前と後です。ボルトの位置がかなり違うのが解ると思います。ここまで、くたびれたアイソレーターは見たことが有りませんでしたが、きっと他にもコレ位の車両は沢山有るんでしょうね(笑)
 心配な方は診断させていただきますので、ぜひ一度寄ってみて下さい。お待ちしています。